Wii CALLING 黒き着信 クリア？

物語的なネタバレをしてるので注意してください

まだ完全クリアじゃないみたい

びっくりするほどストレートな幽霊譚で
ひねりをまったく感じないありがちな展開のまま
ありがちなエンディングからの
スタッフロールを迎えました

唯一物語的に面白かったのは
光の世界をダッシュもしゃがみも禁止でうろうろする
シワシワの婆さんだけが一切怖い思いもせず
ちょっと幸せなエンディングを迎えるという
敬老ゲームである点でした

主人公？の女の子はボンヤリしすぎです
ボンヤリした正義は半端な結果しか得られない
という物語が意図したものならもう少し評価を上げてもいいかも

ゲームとしてはスカスカの凡作レベルじゃないかと

今更だけどイベント時のセリフが送れるようになるまでの
微妙な待ち時間はなんなんですかね？
ここも音声あったけど急に削ったとかそんな感じ？

携帯をつかった「転移」については
結局ここまでゲーム的な工夫の余地はほぼなく
単につながりがない場所への移動手段にすぎませんでした
ゲーム内で携帯管理画面がない段階で
あんまり期待しちゃいかんということです

やたらと引き出しやら扉があけられるせいで
ホラーというよりは空き巣シミュレーションみたいで
しかも中に何が入っていても
得られるものはほぼなく
必要なものは基本的に普通に置いてあるので
やがて中で携帯が鳴っているんでもない限りは
あまり開け閉めもしなくなりますが
シナリオに行き詰ると調べないわけにもいかず
結局空き巣ムーブに逆戻りです
下から順に開けますがやっぱり別に意味はないという

明かりがない不安という要素は
恐怖よりも単なるストレスで
序盤ならともかく最後までちょくちょく行われると
うんざりするばかりです

グラフィック的にも
Wiiの零を手本に作りはじめて
上半身の上のほうだけ頑張って後は適当
みたいな主人公の女の子の服とか
残念な感じです

全体的な感想としては
ハドソン適当に作りすぎ
だけどそのおかげで何とか続けられる
という不思議な話

大神が完成度は高いけれど作りこまれすぎて
やっていて疲れるので途中で止めちゃうという

スタッフロールが結構長くて
なんか中国やヨーロッパとか
やたらと大きな開発規模に驚き
こんだけの人をかけてコレを？

先行する和風ホラーのクオリティを軽々と下回ってるので
少人数のチームが懸命に作ってるのだと勝手に思って
応援気分でした
これはこれでこんだけ人かけてこんな出来で
元は取れるのだろうかと心配になります

ヨーロッパ人を騙して売りつけようってことでしょうか？

ゲームは
なんか追加シナリオがあるとかで
きっとあのありがちな物語に物凄いひねりが加わるに違いない
とか自らを鼓舞して継続

シンプルすぎるシステムと
ゲームオーバーが少ないのだけが救い

タグ：wii Calling

コメント 2

そんなに文句をおっしゃるのでしたら

あ　な　た　が　ゲ　ー　ム　を　作　っ　て　く　だ　さ　い　。
by NO NAME (2010-10-08 18:17) 

コメントありがとうございます

こんな風に文句をいわれるのが嫌なので
作りません

あなたが作り手なら
こういうリスクを背負ってゲームを作ってることに
誇りを持っていいと思います

今後も頑張ってください

面白そうなゲームなら買いますから
by いぬみち (2010-10-09 08:16)